- ダイエットが辛く感じ始めた
- 辛いから辞めたい…
- でも本当は痩せるために続けたい
今回は、これらのことでお悩みの方へ答えます。ダイエットの悩みの1位とも言われている「長く続かない」をしっかり冷静に攻略しましょう。
内容の前半はダイエットが辛いと感じたら考えるべきこと、後半はダイエットが続けたくなるコツを書いています。
最後まで読んでいただくことで、とりあえず現状の辛さから脱却します。また「ダイエット」って、もっと簡単に考えていいんだ。と、思考に変化が起こりダイエット成功の近道となります。
ダイエットが辛いと感じたら考えるべきこと!2つだけ
ダイエットが辛くなったらまず考えること!それは辛い原因が次のどちらに当てはまるかです。
- 停滞期だから辛い
- ダイエット方法が辛い
あなたはどちらでしょうか?原因を理解し、冷静に対応していきましょう。順に解説していきます。
停滞期の場合の対処法
ダイエットの悩みの多くに「停滞期」があります。どうしても停滞期がやってくると辛いですよね。僕も経験があります。そんな時の対処法は決まっています。
それは、ダイエットに停滞期はつきもの!そのまま平常心が吉です。
理由は「停滞期が起こること=身体が正常だから」なんですね。
いきなりですがホメオスタシスという言葉を聞いたことはありますか?ホメオスタシスとは日本語で「恒常性」と言って、環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする生体的働きのことをいいます。
※参照→https://www.motivation-up.com/motivation/homeostasis.html
ダイエットにおいて食べる量を減らすと、「このままでは入ってくる量(摂取カロリー)が少ないので、動く時は(消費カロリー)省エネにしよう」と生命の維持機能が働きます。これを乗り切るには、まずは今の体重や筋肉量の身体に慣れさせる(停滞させる)期間も必要だということ。
この期間に大切なのは「焦って更に辛いダイエットへと変更してしまわない」ことです。
個人差がありますが、また1〜2週間するとスッと体重が落ちてきたりします。
このホメオスタシスは、僕がダイエット指導でクライアントさんに一番先に伝えるポイントですね。それぐらい重要な「カラダの基本的な仕組み」です。
辛い方法でダイエットしてる場合
辛いダイエットはいますぐ辞めましょう。
人間は辛いと続かないのは当たり前なのですが、一旦ダイエットを始めると忘れがちになるんですよね。「出来るだけ早く痩せたい!」ということで、自分に厳しいルールを課してしまったかもしれませんね。
努力ではどうにもならないこともありますね。ダイエットに必要なのは分析と修正です。「辞めたいなぁ〜」から「続けたい」と思える工夫をしていきましょう。
努力に頼らず、脱・ダイエットする方法は下記のリンクです。

ダイエットを続けたくなるコツ
後半はダイエットを続けるコツです。まず前提として「短期イベント」にしないことですね。
世の中のダイエットは短期イベント=我慢という類のものが多すぎます。『脱・ダイエット』したいなら「一気に痩せる」を「確実に毎月痩せている」に変えなければなりません。
具体的に説明していきますね。
ダイエットの定義を「習慣化」にする
もし、現在のあなたのダイエットの定義が「2〜3月の短期イベント」ならば「習慣化」に変更しましょう。
習慣化していまえば、必ず続くということです。ということは習慣化できそうにないやり方は今すぐ辞めた方が良いですね。よくある例ですが、歯磨きは勝手に習慣になってますよね?よーし今日も辛いけど歯磨きしよう!とはならないですよね。
ダイエットでいうと
- 夜中にアイスを食べることが習慣→お菓子やスイーツを買いたくなる→太りやすい
- 夜中はストレッチやマッサージが習慣→血液循環が良くなる→痩せやすい
どちらが良いのかは一目瞭然です。今の体型を作っている要因の多くは「習慣」です。
厳しいルールはいらない
ダイエットにおいて厳しいルールは不要です。
厳しいルールを作ると「短期イベント」になりやすく、習慣化できません。スクワット100回とか糖質50g以下とか毎日無理です。ハードル高すぎです。
よく女優さんが「特に何も努力してないですよ〜」とか言いますよね。イラっとしますか?でもね、あんな感じで良いのですよ。実際は筋トレやヨガにマッサージなど「美」に関することは徹底しているでしょう。でも、当たり前の習慣なんで努力のイメージがない人も多いんでしょうね。少なくとも短期イベントと思ってる人はいないでしょう。
こういう話をすると「女優だからできるんだ」という反論が少なからずあります。ですが、そんなこと言ってたら何も始まらないですよね?職業に縛られず「美」への意識はマックスで良いんじゃないですかね?僕はトレーナーを辞めてもトレーニングしますけど…たぶん笑
続けたくなるダイエットを作ろう
続けたくなるダイエットを作りましょう。ハードルが低くてかつ効果のあるものが続きます。
ハードルが低ければ習慣化しやすいですよね。クリアしたらまた1つ、クリアしたらまた1つと徐々にハードルを上げていきましょう。
もしルールを作るなら、「家にお菓子を買わない→食べ過ぎを防ぐ」「寝る前にスマホを見ない→睡眠の質を高める」とか簡単なのものからスタートするのが良いです。
もしあなたが運動不足を解消したいと思うなら、「スクワット1回」です。
ハードル低すぎてイージーです。でもスタートはここからです。大丈夫!1回やれば10回やります。まずは1歩を踏み出しやすくすることが大事です。
まとめ
少しは心が軽くなりましたでしょうか?「ダイエット」って、もっと簡単に考えていいんだ。と思考に変化が起こればダイエット成功の近道となります。辛くなったら、停滞期なのか、方法が厳しいのか見極めて冷静に対応しましょう!
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