- 甘いものが辞められない
- でも甘いものを食べると幸せを感じるんだよなぁ
- でもこのままだと太りそうで不安で…
今回は、このような悩みを持つ人へ向けた記事です。
結論から言うと「甘いものを減らすことは可能」です。そして『脱ダイエット塾』では、完全に甘いものを食べないことを推奨するわけではないので、甘いものが好きな方も安心してください。
この記事を最後まで読むことで、体重をコントロールしながらも甘いものと付き合っていく方法を知っていただけたらと思います。
甘いものが欲しくなる理由はなぜ?を知る
ダイエット中は甘いものを食べたらダメ!みたいにな人もいますが、どうでしょう?ダイエット辞めたらまた食べてしまいそう…その確率が高そうな気がしませんか?その原因は我慢するとストレスがたまりやすためです。
ストレスの感じ方は個人差がありますが「ダイエットの敵はストレスだ」とも言われるように、ストレスを感じると暴飲暴食に走ってしまう傾向にあるのが人間です。
なので、甘いものとうまく付き合っていくという考え方が大切で、少しずつ食べる習慣を減らしていく方法を模索していくのが賢い選択だと思います。そのために、まずは甘いものが欲しくなる理由を理解しましょう。
甘いものとセロトニンとの関係性
甘いものは安心をもたらしてくれます。
脳内で働く神経伝達物質の1つにセロトニンというホルモンがあります。セロトニンは感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。そして甘いもの食べると、このセロトニンの分泌が促進されるんです。なので甘いものを食べると一時的に満たされた気分=安心感となるんですね。
例えば「あー仕事疲れたぁ。甘いもの食べたい」がソレです。そんな時は我慢すると逆にストレスにもなり得るので、自分を満たすという理由で少しは食べても良いかと思います。しかしダイエットのためには、こういう行動を習慣にしてしまうとマズイんです。
甘いもの中毒を避ける工夫が必要です
甘いもの(とりわけ砂糖)は中毒性が高いので要注意です。
上記のセロトニンなど(他にはドーパミンやオキシトシン)が分泌されることで安心感が出るのは良いことですが、安心感を得る行為を甘いものだけに頼ると、中毒になりやすいです。
「自分の意識では分かっているが辞められない」という経験はよくあると思います。甘いものに関しては、この「辞められない」という域に達しないことが大事です。特に血糖値の急上昇を起こしやすい砂糖は安心感を得るためには即効性がありますが、中毒性も高いので気をつけたいです。
とはいえ、完全にゼロにする必要はないのです。食べ過ぎないことを気をつけましょう。次の章では甘いものを上手にコントロールしながらダイエットする方法を説明していきます。
甘いものを食べながらダイエットする具体的な方法
それでは「甘いものを食べならがらダイエットする具体的な方法」を説明してきます。
いますぐ実践できることがほとんどです。しかも簡単です。
甘いものを減らすにはお米を食べるべし
甘いものを減らしたいなら「お米」を食べましょう。
理由は、お米を食べれば満足しやすいからです。「満足すること=甘いものを食べること」になっている人には特に効果的な方法です。
食事の例ですが、全摂取カロリーの半分以上をお米で摂ることをお勧めします。同じ糖質でも多糖類であるお米は血糖値の上がり方が緩やかで太りにく食材です。ちなみに果糖やブドウ糖は単糖類、砂糖は二糖類で血糖値が急激に上昇しやすいです。
まずは3週間続けてみてください。慣れるてくるとスイーツが減ったり、甘い飲み物が欲しくなくなる傾向があります。お勧めです。

味覚は変化します(慣れます)
人間の味覚は変化します。先日こんなツイートをしました。
甘いものが辞められない人へ
少し安心できる話今は甘い飲み物をほぼ飲まない僕ですが
18歳→コーヒーすら飲めない
20歳→コーヒー飲めるけど甘くてミルク有りが好き
24歳→コーヒーの砂糖の量が減る
28歳→ミルクだけでいけるかも!
現在→コーヒーに砂糖はナンセンス人の味覚は変わる!っちゅう話
— もーりー@お米ダイエット最強説🍚 (@takayuu_fit) August 18, 2019
こういう経験って多くの人が経験してませんか?僕も10代や20代の前半の頃って、甘いものけっこう好きでした。今も食べますが少ない量でも満足しますし、飲み物も甘いものは飲まなくなりましたね。
なので、意識的に甘いものを控えていると「慣れさせれる」ことも可能ですし、年齢とともにある程度甘いもの自体の摂取量が減る傾向にあるので、よほど遺伝的に糖尿病などのリスクがある方以外は、甘いものが好きであること自体は気にしなくてもいいと思います。味覚は変化していくものです。
それでも甘いものが食べたくなった時の対処法
甘いものを減らしながダイエットをしよう!と意気込んでも、なかなか上手く減らせないので逆にイライラするみたいなこともあるでしょう。
そういう時の対処法として一番効果があるのは、甘いものを視界から消すことです。
嗜好品ですから見たら食べたくなるのが人間です。これは甘いものに限ったことでなく、例えば街中でヴィトンのバッグを見て「あっ!いいなぁ」と、意識してなかったのに思い出しちゃって欲しくなるみたいなことですね。
僕も最近までほぼ車に乗らなかったので、車を所有することに興味は無かったのですが、カーシェアリングで乗り出してから「マイカーが欲しい欲求」なんかが出てきちゃったりするもんです。
視界から消すことの具体的な方法として
- 家に甘いものを置かない
- 用もないのにコンビニやスーパー立ち寄らない
この二つは意識してみましょう。
ただし毎日我慢しなくもいいので、週に2回できたら褒める、さらに3回できたら褒めるって感じで増やしていくと良いでしょう。
まとめ
今回は、「甘いものは食べてもダイエットできる!ただし少しずつ慣れさせて減らしてく工夫はしましょう」という話をしました。
もし更に効率よくダイエットを進めるには運動が効果的です。運動をすると、セロトニンが増えるんですね。具体的には「運動を30分ぐらいすると、不安が和らぎ活気が向上する」とのこと。運動しない人に比べて1.5倍ほどのセロトニンの分泌となります。
スイーツは我慢できずに食べてしまうものではなく、普段がしっかり出来てるからこその美味しく楽しめる嗜好品として愛したいですね。
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